ベライゾンが決算 携帯電話契約の純増数が5年ぶりの高水準 株価は下落=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
(NY時間10:17)(日本時間23:17)
ベライゾン<VZ> 43.74(-0.92 -2.06%)

 ベライゾン<VZ>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの売上高は予想を下回った。顧客が携帯電話端末を長期間使用する傾向を強めたことで端末販売が減少したものの、携帯電話およびブロードバンドサービスの収入増加が補った。ブロードバンド契約の純増数は31万4000件となり、予想の37万9100件を下回った。

 月額契約型携帯電話回線の純増数は40万6000件となり、予想の20万2000件を大幅に上回った。第3四半期としては5年ぶりの高水準。

 通期ガイダンスも公表し、見通しを上方修正している。シュルマンCEOが進める経営再建計画が、就任1年目にして成果を上げ始めていることを示した。

 好調な契約者獲得と強気の見通しを示した一方、通信業界では、マスク氏が計画する「スターリンク・モバイル」の参入によって、既存の米通信大手3社の競争が激化するとの懸念が広がり、先週から関連株の値動きが不安定になっている。

 同社はまた、アマゾン<AMZN>のクラウド部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)と、20億ドル超のAIインフラ契約を締結したと発表。

 ただ、株価は下落。

(7-9月期・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.31ドル(予想:1.28ドル)
・売上高:343.0億ドル(予想:347.6億ドル)

(通期見通し)
・1株利益(調整後):5.04~5.06ドル(従来:4.99~5.04ドル)(予想:5.02ドル)
・設備投資:160~165億ドルを維持(予想:163.4億ドル)
・携帯電話のポストペイド契約純増数:110~120万件(従来:75~100万件の上半分を想定)
・FCF(調整後):約12.0%増(従来:9.0~10.0%増)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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