株価指数先物【昼】 米アンソロピック効果で-1σに接近

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比1300円高の6万3500円(+2.09%)前後で推移している。寄り付きは6万3180円と、シカゴ日経平均先物(6万2840円)を大きく上回る形で、買いが先行して始まった。寄り付きの6万3180円を安値にロング優勢の流れとなり、中盤にかけて6万3810円まで上げ幅を広げる場面もみられた。終盤にかけては利益確定に伴うロング解消とみられる動きから上げ幅を縮め、6万3400円~6万3600円辺りでの保ち合いを継続。

 米AI開発企業のアンソロピックが新規株式公開(IPO)に向けて前進したことを手掛かりに、米国市場では半導体やAI(人工知能)関連株を中心に買いが入り、東京市場でもこの流れを引き継ぐ形になった。アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の3社で日経平均株価を1000円あまり押し上げている。

 日経225先物は中盤にかけて6万3810円まで買われたが、ボリンジャーバンドの-1σ(6万3890円)水準に接近したことで利食いに伴うロング解消のほか、戻り売り狙いのショートも入りやすいところだろう。前場中盤にかけての上昇と、終盤にかけての利食いによって短期的なトレードは一巡したと考えられる。この後は下値の堅さを見極めつつ、改めて押し目拾いのスタンスで臨みたい。

 NT倍率は先物中心限月で15.85倍(26日は15.62倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を牽引するなかでNTロングに振れており、一時15.91倍まで切り上がり、200日移動平均線(15.85倍)を上回った。ただ、その後は同線近辺まで押し戻されており、達成感も意識されやすい。一方で、同線を明確に上抜けてくる局面では、日経225先物買い・TOPIX先物売りのNTロングによるスプレッド狙いを意識したい。

株探ニュース

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