【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。ニューヨークプラチナは小幅続落 で引けたが、ニューヨーク市場引け後のドル建て現物相場の上昇を背景に夜間取引の終 盤から買い優勢となった。日中取引は金の続伸、円相場が一時1ドル=158円台を試 す下落となったことから序盤、堅調に推移。今日、発会した27年10月限は発会値 7612円から値下がりしているが、期中から期先8月限、期近12月限は200円超 の上げ幅を維持して推移。 27年10月限は7612円で新甫発会し、7501円まで下落。7500円が支持 線として意識され、7550円水準に戻して推移。発会値から60円程度の値下がり。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時39分現在の前営業日比は、プラチナが173〜249円高、プラチナミ ニが31.0〜263.0円高、プラチナスポットが10円高、パラジウムが出来ず。 午前11時39分現在の出来高は、プラチナが1976枚、プラチナミニが638 枚、プラチナスポットが159枚、パラジウムが0枚。 【供給過多予想も200日移動平均線から2割以上の下落で割安感】 昨日のアジア時間でプラチナのドル建て現物相場が1500ドル割れとなる場面が複 数回あった。一時1493ドル台まで下落したが、欧州時間に入り、下値を切り下げ た。今年のプラチナ世界需給は、当初、供給不足が予想されたが、長引く原油高、世界 的な金利上昇などで供給過多予想に変わった。ただ1500ドル割れとなると長期波動 線である200日移動平均線(1885ドル)から2割以上の下落となり、割安感が台 頭する価格帯。 最も出来高、取組高の多いプラチナ期先8月限は午前10時半頃に7621円まで上 昇。日中取引の寄り付き直後と午前10時半頃に7600円超え後、上げ幅を拡大して おり、7600円で買い戻し注文が執行されたもよう。7600円台での取引は続か ず。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1540ドル台前半から、1548ド ル台まで小高くなった。いったん1534ドル台に反落したが、1548.01ドルま で切り返した。金の軟化から1532ドル台に反落し戻り売り圧力が根強い。 午前11時35分現在、プラチナは1536.00ドル、パラジウムが1033. 47ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1505.10ドル、パラジウム が1026.31ドル。 MINKABU PRESS
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