【市況】 金は続伸。ドル建て現物相場の上昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、米軍が 中間選挙後にイランを攻撃する可能性があることが上値を抑えたが、押し目は買われ た。銀は8月限が下落した。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が86〜160円高、金ミニが37.5 〜211.0円高、ゴールドスポットが36円高、銀が2.0円安。 午前11時2分現在の出来高は、金が5255枚、金ミニが4225枚、ゴールドス ポットが118枚、銀が1枚。 【NY金は原油高も米FRB議長の会見で押し目買い】 金は原油高が圧迫要因になったが、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の会 見を受けて押し目を買われた。米連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファン ド(FF)金利誘導目標を3.75〜4.00%に据え置くと決定した。決定は10対 2。11月3日に中間選挙を控える中、インフレ動向に関するさらなるデータを見極め る姿勢を示した。米FRB議長は会見で「さまざまなことが起こり得る。6週間後にこ のメンバーが再び集まった際に何が起きるかについて、私個人の考えをお話しすること はできない」と述べ、今後の金融政策運営について具体的な指針は示さなかった。 イエメンの武装組織フーシ派はサウジ最大の製油所をミサイルで攻撃した。フーシ派 はイエメンのアデン空港も攻撃し、原油高に振れた。イスラエルで実施された国会の総 選挙で、ネタニヤフ首相の陣営はユダヤ系国民から事前の予想を上回る支持を獲得し、 ネタニヤフ氏は少なくとも暫定首相として続投することがほぼ確実となった。米中間選 挙後に米軍がイラン攻撃を再開するかどうかが当面の焦点である。 引け後に四半期決算を発表したマイクロソフトは時間外取引で4%超上昇。一方、グ ーグルの親会社アルファベットは決算発表を受け、時間外取引で7%超下落した。アジ ア市場ではサムスンの決算が予想以下となった。今夜はアマゾンの決算発表があり、人 工知能(AI)投資の見通しなどを確認したい。 金先限は夜間取引で2万1172円まで上昇した。ウォーシュ米連邦準備理事会(F RB)議長の会見後に押し目を買われた。円相場は1ドル=157円台後半で推移し た。 【ドル建て現物相場】 下げ一服。きのうの海外市場では、原油高が圧迫要因にな ったが、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を受けて押し目を買われ た。アジア市場では、朝方の4051.79ドルから、原油高に対する懸念を受けて 4036ドル台まで下落したのち、下げ一服となった。 午前11時現在、4062.36ドルで推移、銀は5392セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が4030.39ドル、銀が5379セント。 MINKABU PRESS
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