海外サマリー(29日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/12 4,031.4   -20.2  シカゴ大豆  2026/11 1,219.75   - 4.75
NY銀     2026/12 5,238.0  -128.6  シカゴコーン 2026/12   451.25   - 0.50
NYプラ    2027/ 1 1,493.3   -46.5  NY原油   2026/12   102.00   - 0.78
NYパラ    2026/12 1,004.50  -9.30  ドル・円               157.68   - 0.20
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は157円台半ばへ小幅安
 NY為替市場、ドル円は157円台後半に値を落とした。米株式市場の取引が始まっ
てからドル円に売りが出ている。米株式市場は、グーグルの持ち株会社アルファベット
の決算を受けてAI関連株に売りが強まっておりドル円を圧迫。
 ただし、リスク回避の円高ではない。ユーロ円やポンド円といったクロス円では円安
の動きが出ていた。本日は米国債利回り、原油とも下落し、ドル安がドル円の上値を圧
迫していたようだ。
 ただ、下押す動きもなく下値は堅持。円相場は明日の日銀決定会合に対する反応を確
認したい意向も強いようだ。前回に利上げを実施したこともあり、今回は据え置きが確
実視されている。注目は植田総裁の会見や同時に公表される展望レポートに注目が集ま
っている。そこで日銀は2%のインフレ目標達成を強調して来るとの見方が市場で広ま
っている。それは景気刺激策が必要ないことも意味し、それによって追加利上げの地な
らしをすると見られているようだ。
 しかし、それ自体のシナリオは広く織り込まれており、素直に円高の反応に結び付く
かは未知数。植田総裁がかなり強めのタカ派姿勢を打ち出せば別だが、その可能性は低
そうだ。

◎NY貴金属=軒並み下落、原油高に対する懸念や株安で
 ニューヨーク金、銀は続落。
 金12月限は反落。時間外取引では、原油高に対する懸念や株安を受けて売り優勢と
なった。欧州時間に入ると、もみ合いとなった。日中取引では、米個人消費支出(PC
E)価格指数の伸び加速などを受けて売り優勢となった。
 銀12月限は原油高に対する懸念や株安、金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。
 プラチナ1月限は反落。時間外取引では、原油高に対する懸念や株安、金軟調を受け
て売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ幅を拡大した。日中取引では、米個人消
費支出(PCE)価格指数の伸び加速が圧迫要因になったが、売り一巡後はドル安が下
支えになった。
 パラジウム12月限は原油高に対する懸念や株安、他の貴金属の軟調を受けて売り優
勢となったが、日中取引ではドル安を受けて下げ一服となった

◎LME=銅・ニッケルは米株の下落が弱材料視され軟調、アルミは小反発
 アルミ3カ月は小幅反発。3075ドルで小幅反発で取引を開始。アジア株や米株の
軟調が重石となる一方で、依然として見通しに不透明感が強い中東情勢を背景に中東の
アルミ生産国から供給に対する懸念から3086ドルの高値まで浮上する場面が見られ
た。高値で転売が見られたものの、プラスサイドを維持して取引を終えた。
 銅3カ月は大幅反落。1万4478ドルで寄り付き、ほぼ変わらずで取引を開始。1
万4491ドルの高値を記録する場面も見られたが、アジア株の軟調に加え、米株式市
場でもニューヨークダウに加え、ハイテク関連株の比率が高いナスダック総合指数が反
落したことが弱材料視されて売り優勢となった。一時、今月26日以来の安値となる1
万4278ドルまで値を落とした後、3ケタの下げ幅を記録して軟調に終了。

◎NY原油=反落、米国が協議開始提案もイランは拒否
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が米当局者の話として、トランプ大
統領が来週の米中間選挙後にイラン攻撃を再開すると脅す一方で、バンス副大統領はイ
ランとの和平交渉を再開させるため、イランで最も影響力のある強硬派の一人と交渉を
進めていると報道したことが重しとなった。外交的な緊張緩和が期待された。米政府は
強硬派と見られているイラン最高安全保障委員会(SNSC)のレザイ事務局長に書簡
を送ったもよう。米ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、バンス副大統領が先
週カタールを通じてイランに書簡を送り、核問題を含む包括的な和平交渉の再開を提案
したうえ、直接交渉の重要性を強調したという。
 ただ、イランのガリバフ国会議長は「イランの条件は、仲介者に対して繰り返し明確
に伝えられている。イランに対してソフトとハードの両面からのアプローチは効果がな
い。進展は、イランの7つの条件が合意された場合にのみ可能」と発言し、和平交渉の
開始を否定した。イランが提示する7つの条件を米国が受け入れることでホルムズ海峡
が解放され、その後和平協議を始めるというイランの方針に変化は見られない

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近は続落、コーンは総じて小幅安
 大豆はまちまち。期近の主要限月は続落ながら期中以降は反発。

 米産地で天候に恵まれて収穫作業が順調に進行していることで、ハーベストプレッシ
ャー(収穫期の売り圧力)が強まったことが重石となった。一方で、米農務省(USD
A)発表の週間純輸出成約高は前週を下回りながらも200万トン台を維持する高水準
となったことで、期中以降の限月は買い優勢となった。
 コーンは総じて小幅安。
 米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高が前週を下回る弱気な内容だったう
え、米産地では天気に恵まれて収穫が進行していることが重石となり、売り優勢となっ
た。ただ、既に7月上旬以来の安い価格まで値を落としていることから、下げ幅は限ら
れた。

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