ドル円はやや不安定な動き、会合後は一時円高も続かず=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル円はやや不安定な動き、会合後は一時円高も続かず=東京為替概況

 ドル円は不安定な値動き。朝方の157.90円前後から、日銀金融政策決定会合の結果発表前には一時157.20円前後まで軟化した。アジア株安に伴うリスク警戒の円買いなどが上値を抑えた。その後、英紙がイスラエルの選挙結果を受けてイランへの攻撃可能性が高まるとの観測記事を報じ、原油が急騰したことを受けてドル買いが強まる展開となった。   
 
 157.50円前後で迎えた日銀会合では、市場予想通りの現状維持決定に上下へ小幅に振れた後、やや円買いが優勢となった。同時に公表された「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」で、2027年度の物価見通しが0.2%ポイント上方修正されたことが円買いを支援。原油高を背景に上方修正自体は見込まれていたものの、0.1%ポイントにとどまるとの見方があった分、円を押し上げる要因となった。

 ドル円は一時157.10円台まで下げたが、午後は買い戻しが優勢となった。12月の追加利上げはある程度織り込まれており、影響は限定的にとどまるとの見方からポジション調整が入り、会合前の水準を上回る157.70円近くまで反発した。

   ユーロドルは株安を背景としたドル売りで朝方の1.1170ドル台から午前に1.1215ドルまで上昇。その後は中東情勢の警戒感から原油が急騰したことでドル買いが入り、午後には1.1180ドル台へ押し戻された。

 ポンドドルも午前のドル安を受けて1.3370ドル台から1.3407ドルまで上昇後、午後には1.3380ドルを付けた後に1.3400ドル台を回復するなど、方向感の定まらない値動きとなった。

 クロス円は、ユーロ円がユーロドルの押し戻しやドル円の軟化を受けて午後に175.96円まで下落後、176.30円台へ買い戻された。ポンド円も前日の211円台乗せの流れから朝方に211.25円を付けた後、対ドルでのポンド売りと会合後の円買いが重なり210.57円まで急落したが、その後は211.20円前後まで反発した。

MINKABUPRESS 山岡

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