日経225先物は11時30分時点、前日比3100円安の5万7820円(-5.08%)前後で推移している。寄り付きは5万7040円とシカゴ日経平均先物(5万7350円)を下回る形で、売りが先行した。寄り付き直後に5万6510円まで下落幅を広げた後は、現物市場の寄り付き後ほどなくして5万7890円まで下げ幅を縮めた。中盤にかけて再び5万6800円まで売られたが、終盤にかけて自律反発狙いとみられるロングが入り、5万8010円まで切り返してきた。 米国市場で半導体株やAI(人工知能)関連株を中心に大きく売られた流れを受けて、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]などは売り気配からのスタートとなり、先物市場でもショートの動きが強まった。韓国KOSPI指数が一時8%を超える下落となり、サーキットブレーカーが発動したことも、売り圧力を強める一因となった。ただ、前場終盤にかけてはグローベックスのナスダック100先物が急速に切り返す動きをみせたことで、ショートカバーや自律反発を狙ったロングが入ったようである。 NT倍率は先物中心限月で15.57倍(5日は15.45倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の一角が日経平均株価を押し下げるなかで、朝方には15.06倍と4月上旬以来の水準まで低下する場面もみられた。ただ、終盤にかけて半導体株などが下げ幅を縮めてきたことで、NTショートの巻き戻しを誘ったようだ。 なお、前場の安値5万6510円から高値5万8010円まで1500円の切り返しを見せており、短期筋によるポジションの巻き戻しが相当程度進んだと考えられる。ただし、前日比ではなお5%を超える下落であり、後場にかけては、5万8000円近辺を維持できるかが短期的な注目点になるだろう。 株探ニュース
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