◆ファンダメンタルズ
【産地】ＵＳＳのタイ主要卸売３市場の一日の取引は４０～５０トン。２月２１日の価格はキロあたり７０．０９～７０．７７バーツ、ＲＳＳ号タイ主要港３月積価格は２４２．０～２４７．０セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、１月２０日時点６，０８９トン（前旬比３０３トン増）。
１月中旬の入出庫は入庫１，０８９トン、出庫７８６トン。
◆展開予想
ＯＳＥゴムは反落、上海ゴムは週初こそ下落して始まるもその後はじり高となり中心限月は一時１８，０００元を回復するなどこじっかりと推移する中で、ＯＳＥゴムは円高進行にもかかわらず一定の買い気があったことで下げ渋る場面も見受けられたが、戻りは限定的で前週比小幅安で引けている。株式は日米欧で下落、特段の材料はないものの欧米株は最高値圏で利益確定の動きが優勢、商品は貴金属が利益確定の動きか反落も原油は反発、ドル円は日銀の早期利上げ観測が強まり、長期金利上昇に合わせて円高が進行し一時は１５０円台を割込んだ。
２月２１日引け時点のＲＳＳ７月限（中心限月）は３７２．１円、ＴＳＲ５月限（中心限月）は３０９．０円。週の高値はＲＳＳ３７９．９円／ＴＳＲ３０９．０円、週の安値はＲＳＳ３６５．５円／ＴＳＲ３０６．０円。
現物価格は３６８円程に下落、産地では降雨予報が増える中で減産期警戒から現物価格はじり高となるも円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴムは在庫増加基調の中で、引続き減産期へ向けたヘッジ買いとみられる動きが優勢、１月の自動車生産・販売は春節の影響で前月比大幅減となっており今後の動向を注視したい。ＯＳＥゴムは鯨幕相場となり、輸入採算価格近傍での上下が続く中で新規取引を仕掛けづらい状況の中、国内指定倉庫在庫が３，７００トン強まで回復していることから逆鞘幅の拡大は比較的抑制されている印象だ。来週は新規材料がなければ一定のレンジ相場を想定、海外ゴム市場動向に注意を払いながらドル円の変化を確認しつつ慎重に取引を進めたい。中心限月は３６５．０～３８５．０円を予想する。
出所：みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
【産地】ＵＳＳのタイ主要卸売３市場の一日の取引は４０～５０トン。２月２１日の価格はキロあたり７０．０９～７０．７７バーツ、ＲＳＳ号タイ主要港３月積価格は２４２．０～２４７．０セント。
【在庫】全国生ゴム営業倉庫在庫の最新データは、１月２０日時点６，０８９トン（前旬比３０３トン増）。
１月中旬の入出庫は入庫１，０８９トン、出庫７８６トン。
◆展開予想
ＯＳＥゴムは反落、上海ゴムは週初こそ下落して始まるもその後はじり高となり中心限月は一時１８，０００元を回復するなどこじっかりと推移する中で、ＯＳＥゴムは円高進行にもかかわらず一定の買い気があったことで下げ渋る場面も見受けられたが、戻りは限定的で前週比小幅安で引けている。株式は日米欧で下落、特段の材料はないものの欧米株は最高値圏で利益確定の動きが優勢、商品は貴金属が利益確定の動きか反落も原油は反発、ドル円は日銀の早期利上げ観測が強まり、長期金利上昇に合わせて円高が進行し一時は１５０円台を割込んだ。
２月２１日引け時点のＲＳＳ７月限（中心限月）は３７２．１円、ＴＳＲ５月限（中心限月）は３０９．０円。週の高値はＲＳＳ３７９．９円／ＴＳＲ３０９．０円、週の安値はＲＳＳ３６５．５円／ＴＳＲ３０６．０円。
現物価格は３６８円程に下落、産地では降雨予報が増える中で減産期警戒から現物価格はじり高となるも円高進行が換算値を押し下げた。上海ゴムは在庫増加基調の中で、引続き減産期へ向けたヘッジ買いとみられる動きが優勢、１月の自動車生産・販売は春節の影響で前月比大幅減となっており今後の動向を注視したい。ＯＳＥゴムは鯨幕相場となり、輸入採算価格近傍での上下が続く中で新規取引を仕掛けづらい状況の中、国内指定倉庫在庫が３，７００トン強まで回復していることから逆鞘幅の拡大は比較的抑制されている印象だ。来週は新規材料がなければ一定のレンジ相場を想定、海外ゴム市場動向に注意を払いながらドル円の変化を確認しつつ慎重に取引を進めたい。中心限月は３６５．０～３８５．０円を予想する。
出所：みんかぶ先物ゴム(RSS3)先物複合チャート
