反落、パイプライン停止による過剰な警戒感が後退=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=57.14(-0.85 -1.47%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.89~0.85ドル安。北海油田のフォーティーズ・パイプラインが停止していることで、ブレント原油に連動してニューヨーク原油は一段高となる場面があったが、国際エネルギー機関(IEA)が供給量は十分にあり、非常備蓄の放出は不要であるとの認識を示したことで、過剰な供給懸念が後退した。米エネルギー情報局(EIA)が2018年の米原油生産量を上方修正し、日量1002万バレルとしたことも重し。

 時間外取引でニューヨーク原油1月限は58.56ドルまで堅調に推移したが、通常取引開始後は流れが反転し、売りが強まった。下げに転じると56.85ドルまで下落した。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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