続伸、北海油田のパイプライン停止を引き続き材料視=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=57.99(+0.63 +1.10%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.61~0.63ドル高。先週末に発生したフォーティーズ・パイプラインの停止が引き続き材料視され、ブレント原油にけん引されて上昇した。北海油田で原油を輸送している同パイプラインにはひび割れが見つかっており、原油の流出が確認されている。パイプラインを運営するスイスの石油化学大手イネオスによると、修理に2週間かかる見通し。ブレント原油は2015年以来の高値を更新した。

 時間外取引でニューヨーク原油1月限は56.91ドルまで軟調に推移。通常取引開始を控えて下げ幅を消すと、その後は58.06ドルまで上昇に転じた。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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