ISM指数の反応限定的 期待を後退させる内容ではない=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 日本時間0時に発表になった11月のISM製造業景気指数は58.2と2ヵ月連続で低下したものの、ほぼ予想の範囲内となった。ただ、詳細を見ると弱いと思われていた受注や生産は前回から上昇しており、雇用も前回と変わらずとなっている。少なくとも今月のFOMCでの利上げ期待を後退させる内容ではない。

 為替市場の反応も限定的で、ドル円は112.75円付近、ユーロドルは1.18台半ばで推移している。

ISM製造業景気指数(11月) 
景気指数 58.2(58.7)
新規受注 64.0(63.4)
生産   63.9(61.0)
雇用   59.7(59.8)
入荷遅延 56.5(61.4)
在庫   47.0(48.0)

仕入価格 65.5(68.5)
輸出   56.0(56.5)

USD/JPY 112.74 EUR/USD 1.1853

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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