ダラス連銀総裁は「近い将来の追加利上げが適切」との認識示す=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間の終盤に差し掛かってドル円は111円ちょうど付近で落ち着いている。きょうは売りが優勢となり一時110.80円付近まで下落する場面も見られた。ドル売りも然ることながら円高の動きがドル円を押し下げている。

 日本の報道で北朝鮮による弾道ミサイル発射準備をうかがわせる電波信号が捕捉され、政府が警戒を強めていると報じられたことがリスク回避の円高を誘発した模様。数日内の発射もあり得るとしている。北朝鮮問題に関しては常にそこにあるリスクではある。

 先ほどカプラン・ダラス連銀総裁の発言が伝わり、「近い将来の追加利上げが適切」との認識を示していた。市場では12月の利上げに関してはほぼ確実視しており反応は限定的。

※カプラン・ダラス連銀総裁
・近い将来の追加利上げが適切。
・雇用市場は数ヵ月先に過熱が進む。
・ビハインド・ザ・カーブに回ることを留意。

USD/JPY 111.02

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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