NY株式12日(NY時間12:49) ダウ平均 22118.75(+61.38 +0.28%) ナスダック 6444.42(+12.15 +0.19%) CME日経平均先物 19750(大証終比:+120 +0.61%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸し終値ベースでの最高値を更新している。ハリケーンや北朝鮮問題への警戒感が後退する中、株価は再び上値追いの動きを見せているようだ。 ハリケーン「イルマ」の勢力が弱まり、市場は米経済への影響を分析しようとしているが、第3四半期こそ見通しを下方修正する必要があるものの、復興需要もあり第4四半期にはその効果が相殺するとの見方も出始めている。当初よりは楽観的ではある。 米国債利回りがきょうも上昇しており、銀行株が上昇しているほか、住宅建設やホームセンター株も堅調。また、ディスカウントストアなど小売り株も買われている。一方、ヘルスケアが軟調。 ダウ採用銘柄ではファイザーが上昇しているほか、ゴールドマン、JPモルガンが上昇。また、ダウ・デュポン、キャタピラーも上昇している。一方、マクドナルドの下げが目立ち、ジョンソン&ジョンソン、P&G、ユナイテッド・ヘルスが安い。 ダウ・デュポンは事業分割を計画しているが、著名投資家のペルツ氏率いるトライアンや、ロブ氏が率いるサードポイントからの要請に応じ、自動車用接着剤と水システム部門などの事業の振り分け先の構成を見直したことを発表した。 マクドナルドは改めてハリケーンの影響を心配する声も一部から出ており、市場予想を下回る可能性を指摘した分析も出ていた。 ナスダックも続伸。一時マイナス圏に下げる場面も見られたが、底堅さも見られプラス圏を維持している。アマゾンやテスラ、ネットフリックスが上昇。反面、エヌビディア、フェイスブック、マイクロソフトが安い。 ギャップが上昇。アナリストが投資判断を「買い」に据え置き、目標株価を従来の35ドルから39ドルに引き上げた。 ギャップ 27.98(+2.04 +7.86%) アルファベット(C) 926.53(-2.55 -0.27%) フェイスブック 172.54(-0.97 -0.56%) ツイッター 18.24(+0.58 +3.28%) テスラ 366.86(+3.17 +0.87%) アマゾン 981.58(+3.62 +0.37%) エヌビディア 167.54(-1.47 -0.87%) ダウ採用銘柄 J&J 132.16(-1.05 -0.80%) P&G 93.34(-0.65 -0.70%) ダウ・デュポン 68.46(+1.61 +2.47%) ボーイング 239.23(-1.36 -0.57%) キャタピラー 120.21(+1.34 +1.14%) ユナイテッド 109.99(+0.35 +0.32%) ビザ 105.79(-0.36 -0.34%) ナイキ 53.73(+0.70 +1.34%) GE 23.75(+0.03 +0.10%) 3M 209.95(+0.39 +0.19%) エクソンモビル 79.49(+0.24 +0.30%) シェブロン 112.22(-0.30 -0.27%) コカコーラ 46.66(+0.14 +0.29%) ディズニー 97.89(+0.80 +0.82%) マクドナルド 156.10(-5.43 -3.40%) ウォルマート 79.76(+0.68 +0.86%) ホームデポ 160.48(+2.11 +1.32%) JPモルガン 91.12(+1.33 +1.50%) トラベラーズ 122.39(-0.17 -0.14%) ゴールドマン 226.67(+5.61 +2.58%) アメックス 86.47(+0.78 +0.93%) Uヘルス 197.97(-1.61 -0.81%) IBM 146.15(+1.29 +0.91%) アップル 161.38(-0.12 -0.08%) ベライゾン 46.84(+0.54 +1.17%) マイクロソフト 74.51(-0.25 -0.34%) インテル 36.24(+0.47 +1.34%) ファイザー 35.46(+1.14 +3.33%) メルク 65.46(+0.33 +0.51%) シスコ 32.39(+0.20 +0.62%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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