反発、「イルマ」による石油需要減少は一時的との見方で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=48.07(+0.59 +1.24%)
ブレント先物11月限(ICE) 53.84(+0.06 +0.11%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.56~0.59ドル高。週末にフロリダ州を直撃した大型ハリケーン「イルマ」はまもなく勢力を弱め、石油需要の落ち込みは一時的であるとの見方が強まった。ハリケーン「ハービー」が襲ったテキサス州の製油所で復旧作業が続くなか、全米最大の処理能力を誇るモティバ社の製油所も部分的に稼働を再開した。
 
 時間外取引で10月限は底堅く推移した後、通常取引開始前にかけて上値が重くなると、通常取引序盤に47.00ドルまで軟化。ただ、下げは一時的で48.27ドルまでプラス転換して引けた。


                               (みんかぶ) 

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