小幅続落、米国の増産見通しが重しだが安値から切り返す=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=47.55(-0.04 -0.08%)
ブレント先物10月限(ICE) 50.80(+0.07 +0.14%)

 ニューヨーク原油の期近は小幅続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.04~0.03ドル安。米国のシェールオイル生産量が過去最高水準を塗り替える見通しであることが相場を引き続き圧迫した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)を中心とした協調減産によって、世界的な過剰在庫が解消に向かっていると期待されていることが相場を下支えした。

 時間外取引から9月限はじり安で推移し、前日安値を下回った。通常取引開始後に47.02ドルまで一段安となったが、引けにかけては下げ幅を縮小した。 

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