反発、サウジの輸出制限やナイジェリアの生産制限で＝ＮＹ原油概況

NY原油先物8月限（WTI）（終値）
1バレル＝46.34（+0.57　+1.25%）
ブレント先物9月限(ICE) 48.60（+0.54　+1.12%）

　ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比は、期近２限月が０．５６～０．５７ドル高。サウジアラビアのファリハ・エネルギー相が８月の原油輸出を日量６６０万バレルと、前年を約１００万バレル下回る水準に制限すると表明したことが手がかりとなった。ロシアで行われた石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会（ＪＭＭＣ）で、ナイジェリアに生産枠が設けられたことも背景。

　先週末にかけて続落した９月限は時間外取引で上値が重かった。４５．９６ドルまで小幅に戻した後に、４５．４０ドルまで弱含んだ。ただ、通常取引開始に向けて買いが強まり、４６．４８ドルまで反発した。 

• ドル円理論価格　1ドル＝143.86円（前日比-0.54円）
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