反落、主要産油国による会合を控えて調整売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=46.79(-0.33 -0.70%)
ブレント先物9月限(ICE) 49.30(-0.40 -0.80%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.33~0.40ドル安。来週24日に行われる石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による共同閣僚監視委員会(JMMC)を控えて、ポジション調整の売りが優勢となった。OPECを中心とした協調減産が原油価格の押し上げにつながっていないなかで、JMMCでは追加減産の是非や、増産を続けるリビアやナイジェリアに関して議論される見通し。

 9月限は時間外取引で47.74ドルまで上昇した。前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少を続けたことが引き続き相場を押し上げた。ただ、通常取引開始後は売りが優勢となり、反落して引けた。 

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