EIA週報で続伸だが上値重い、供給過剰の長期化を懸念=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=45.49(+0.45 +1.00%)
ブレント先物9月限(ICE) 47.74(+0.22 +0.46%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が市場予想以上に減少したことが好感された。原油在庫の減少が続いている。ただ、買い一巡後は伸び悩んで引けた。石油輸出国機構(OPEC)の月報で、供給過剰が継続する可能性が示唆された。

 米石油協会(API)の米週間石油在庫統計が好感され、時間外取引で8月限は堅調に推移。上げ幅を維持しつつ通常取引を開始すると、EIA週報を手がかりに46.48ドルまで一段高となった。ドライブシーズンでガソリン需要が底堅い。ただ、買い一巡後は45.11ドルまで上げ幅を縮小し、前日終値近くまで押し戻される場面があった。 

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