NY株式8日(NY時間12:15) ダウ平均 21215.65(+41.96 +0.20%) ナスダック 6313.77(+16.39 +0.26%) CME日経平均先物 20050(大証終比:+120 +0.60%) 前半のNY株式市場でダウ平均は続伸。現在、コミーFBI前長官の議会証言が行われている最中だが、ロシア捜査に関してトランプ大統領からは、フリン氏捜査の中止に関して「命令はされていない」と述べている。これまでのところ、議会証言に関してネガティブな反応は出ておらず、プラス圏で推移している。 また、ECB理事会に関してはほぼ予想通りの内容で、利下げ可能性示唆するガイダンスを削除した一方で、量的緩和については12月まで継続し、必要に応じて延長するとの文言を残している。ドラギ総裁も会見で「景気のリスクは概ね均衡」とこれまでの「下振れリスクは残る」から変更させた。前日伝わっていた通り、ECBスタッフ見通しでは、インフレ見通しを下方修正してきている。出口戦略に一歩舵を切った印象だが、慎重姿勢は残す内容となっていた。 ダウ採用銘柄ではJPモルガンやゴールドマンが上昇しているほか、キャタピラー、ボーイングも堅調。一方、メルクやディズニー、P&Gが売られている。 ナスダックも続伸。エヌビディアやテスラが上昇しているほか、フェイスブックも上昇。一方、アップル、アマゾン、マイクロソフトが軟調。 エヌビディアはアナリストが目標株価を180ドルに引き上げたことが材料視されている。強気のケースでは300ドルもあり得るという。 アリババと同社の大株主である米ヤフーが大幅高。アリババが投資家向け説明会を実施しており、2018年度の成長は45~49%を見込んでいると発表したことが材料視されている。 百貨店のノードストロムが大幅高。創業家が非公開化を検討していると伝わった。 アリババ 139.59(+13.95 +11.10%) 米ヤフー 54.60(+4.05 +8.01%) エヌビディア 157.66(+8.54 +5.73%) ノードストロム 44.90(+4.42 +10.92%) アルファベット(C) 980.42(-0.66 -0.07%) フェイスブック 153.98(+0.86 +0.56%) ツイッター 17.47(+0.03 +0.17%) テスラ 366.03(+6.38 +1.77%) アマゾン 1009.08(-0.99 -0.10%) エヌビディア 157.66(+8.54 +5.73%) ダウ採用銘柄 J&J 130.83(+0.08 +0.06%) P&G 88.13(-0.64 -0.72%) デュポン 81.43(+0.08 +0.10%) ボーイング 190.35(+2.25 +1.20%) キャタピラー 104.79(+1.28 +1.24%) ユナイテッド 119.94(+0.16 +0.13%) ビザ 95.60(-0.49 -0.51%) ナイキ 53.43(+0.20 +0.38%) GE 27.69(+0.01 +0.02%) 3M 204.95(-0.06 -0.03%) エクソンモビル 80.84(-0.07 -0.09%) シェブロン 104.42(+0.65 +0.63%) コカコーラ 45.24(-0.27 -0.59%) ディズニー 104.80(-1.12 -1.06%) マクドナルド 151.42(-0.52 -0.34%) ウォルマート 79.14(-0.01 -0.01%) ホームデポ 154.55(-0.41 -0.26%) JPモルガン 85.51(+1.60 +1.91%) トラベラーズ 124.08(+0.58 +0.47%) ゴールドマン 219.65(+3.87 +1.79%) アメックス 79.96(+0.15 +0.19%) Uヘルス 182.35(-0.86 -0.47%) IBM 152.14(+1.16 +0.77%) アップル 154.99(-0.38 -0.24%) ベライゾン 46.21(-0.29 -0.62%) マイクロソフト 72.00(-0.39 -0.54%) インテル 36.35(+0.09 +0.25%) ファイザー 32.04(+0.04 +0.13%) メルク 63.33(-0.73 -1.14%) シスコ 31.75(+0.14 +0.43%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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