NY株式12日(NY時間14:28) ダウ平均 20880.53(-38.89 -0.19%) ナスダック 6119.58(+3.61 +0.06%) CME日経平均先物 19820(大証終比:-60 -0.30%) NY時間の後半に入ってダウ平均はマイナス圏での推移が続いている。朝方発表になった米小売売上高や消費者物価(CPI)が予想を下回ったことで、米国債利回りが低下し、銀行株の下げが相場を圧迫した。また、前日に引続き発表になっている百貨店株の決算も重しとなっている。ただ、銀行株は下げ渋る動きも見せているものの、GEの下げがダウ平均を圧迫しており、マイナス圏での推移が続いている状況。 GEについては、アナリストが投資判断を「中立」から「売り」に引き下げたことが嫌気されている模様。キャッシュフローが悪化しており今後、減配を余儀なくされ、収益見通しも下方修正される可能性があるという。 先行きへの期待は依然として根強く、下値では押し目買いも見られるものの、きょうは最高値圏からの利益確定が優勢となっている模様。 ダウ採用銘柄ではGEのほか、メルク、シスコ、ゴールドマンが軟調。一方、アップル、マクドナルド、ジョンソン&ジョンソンが堅調に推移している。 ナスダックは序盤の下げからプラス圏に浮上。アップルやアマゾンが上昇してるほか、エヌビディアも今週の好決算を受けて最高値更新が続いている。一方、マイクロソフト、シスコが軟調。 百貨店のノードストロムが下落。第1四半期の決算を発表しており、既存店売上高が0.8%減と予想(横ばい)を下回った。通期の既存店売上高の見通しも横ばいに据え置いた。オンライン販売は19%増加し好調だったものの、路面販売の苦戦が続いている。そのほか、決算を発表したJCペニーも大幅安。 取引開始前にソフトバンクグループ傘下のスプリントがTモバイルUSとの合併について予備的な協議を開始したと伝わっていたが、TモバイルUSの株価は寄り付きは上昇して始まったものの、直ぐに下げに転じている。これまでも観測が伝わっていたことから、新鮮味はなかったのかもしれない。なお、スプリント株は上昇。 TモバイルUS 65.42(-0.40 -0.60%) スプリント 7.90(+0.03 +0.38%) ノードストロム 41.62(-4.59 -9.93%) JCペニー 4.65(-0.65 -12.19%) アルファベット(C) 932.79(+2.19 +0.24%) フェイスブック 150.17(+0.13 +0.09%) ツイッター 18.67(+0.28 +1.52%) テスラ 325.31(+2.21 +0.68%) アマゾン 960.59(+12.97 +1.37%) エヌビディア 127.68(+1.18 +0.93%) ダウ採用銘柄 J&J 123.62(+0.42 +0.34%) P&G 86.03(-0.14 -0.16%) デュポン 79.16(+0.20 +0.25%) ボーイング 182.93(-1.01 -0.55%) キャタピラー 100.68(-0.31 -0.31%) ユナイテッド 120.98(-0.30 -0.25%) ビザ 92.57(+0.47 +0.51%) ナイキ 54.22(-0.02 -0.04%) GE 27.91(-0.97 -3.36%) 3M 196.51(-0.24 -0.12%) エクソンモビル 82.36(-0.25 -0.31%) シェブロン 105.65(-0.56 -0.53%) コカコーラ 43.59(-0.08 -0.18%) ディズニー 109.74(+0.16 +0.15%) マクドナルド 145.12(+0.91 +0.63%) ウォルマート 75.85(-0.28 -0.37%) ホームデポ 156.78(+0.58 +0.37%) JPモルガン 86.89(-0.27 -0.31%) トラベラーズ 120.55(+0.01 +0.01%) ゴールドマン 222.86(-1.91 -0.85%) アメックス 77.27(-0.65 -0.83%) Uヘルス 171.79(-1.53 -0.88%) IBM 150.25(-0.40 -0.26%) アップル 155.97(+2.02 +1.32%) ベライゾン 46.04(+0.02 +0.04%) マイクロソフト 68.32(-0.15 -0.21%) インテル 35.46(-0.24 -0.65%) ファイザー 33.05(+0.01 +0.02%) メルク 63.54(-0.89 -1.39%) シスコ 33.31(-0.32 -0.95%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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