NY株式8日(NY時間11:59) ダウ平均 20994.29(-12.65 -0.06%) ナスダック 6088.68(-12.07 -0.20%) CME日経平均先物 19885(大証終比:+15 +0.08%) 前半のNY株式市場でダウ平均は小幅安での推移が続いている。最高値更新が続いていたS&P500株価指数やナスダックもきょうは利益確定売りが優勢の展開。日曜日の仏大統領選で市場の期待通りにマクロン氏が勝利した。この結果に市場ではEU崩壊や右傾化への懸念が後退しており、安心感が広がっている。 ただ、マクロン氏の勝利は先週までの動きでかなり織り込まれていた面も大きく、きょうは欧州株と伴に米株も材料出尽くし感からの利益確定売りが先行しているようだ。商品市場で原油の上値が重いことも圧迫している。 決算もピークアウトし、全体的にはまずまずの内容となった。市場は次の材料を探し始めたのかもしれない。その意味では今週の個人消費やインフレ統計は注目される。 ダウ採用銘柄ではデュポンやディズニー、ゴールドマンが下落しているほか、IBMも続落している。反面、アップルやナイキ、エクソンモービルが上昇。 ナスダックも反落。アップルやアマゾン、テスラが上昇。テスラは先週の決算発表後の下げは取り戻している。 ハンドバックのケイト・スペードが大幅高。同業のコーチがケイト・スペードを24億ドル相当で買収することで合意したと伝わっている。 食肉加工のタイソンフーズが下落。取引開始前に第2四半期の決算を発表しており利益が予想を下回ったことを嫌気されている。また同社は、フロリダ州の司法長官からジョージアでの埠頭渡し価格に関して民事調査請求が来ていることも明らかにした。 メディア大手のトリビューンが大幅高。同業のシンクレアが約39億ドルで買収することを確認したと伝わっている。 ケイト・スペード 18.36(+1.39 +8.19%) コーチ 44.90(+2.24 +5.25%) タイソンフーズ 59.62(-3.72 -5.87%) トリビューン 42.35(+2.06 +5.11%) アルファベット(C) 930.20(+3.07 +0.33%) フェイスブック 150.42(+0.18 +0.12%) ツイッター 18.24(-0.46 -2.43%) テスラ 309.26(+0.91 +0.30%) アマゾン 941.31(+7.16 +0.77%) エヌビディア 103.46(-0.40 -0.39%) ダウ採用銘柄 J&J 123.38(-0.13 -0.10%) P&G 86.52(+0.02 +0.02%) デュポン 80.24(-0.90 -1.14%) ボーイング 185.65(+0.64 +0.35%) キャタピラー 99.15(-0.49 -0.49%) ユナイテッド 121.32(-0.03 -0.02%) ビザ 91.68(-0.41 -0.44%) ナイキ 54.43(+0.48 +0.88%) GE 29.05(-0.18 -0.60%) 3M 198.72(-0.68 -0.34%) エクソンモビル 82.61(+0.59 +0.72%) シェブロン 106.28(+0.49 +0.47%) コカコーラ 43.72(+0.03 +0.07%) ディズニー 111.14(-0.85 -0.76%) マクドナルド 144.06(+0.10 +0.07%) ウォルマート 76.37(-0.14 -0.18%) ホームデポ 156.61(+0.88 +0.57%) JPモルガン 86.95(-0.05 -0.06%) トラベラーズ 120.89(-0.41 -0.34%) ゴールドマン 225.32(-1.55 -0.68%) アメックス 78.09(-0.23 -0.29%) Uヘルス 173.89(-0.23 -0.13%) IBM 152.87(-0.68 -0.43%) アップル 151.88(+2.92 +1.99%) ベライゾン 46.65(-0.04 -0.09%) マイクロソフト 68.65(-0.35 -0.51%) インテル 36.78(-0.04 -0.11%) ファイザー 33.59(+0.11 +0.31%) メルク 64.32(+0.35 +0.55%) シスコ 34.23(-0.16 -0.47%) みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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