ホーム・デポが下落 今回もガイダンス見送り=ダウ採用銘柄

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 ホーム・デポが下落しておりダウ平均を圧迫。11-1月期決算を発表しており、既存店売上高が予想を上回った。米国内での売り上げが好調だった。一方、1株利益は予想の範囲内だった。米既存店売上高が25%伸び、売上高も25%伸びた。客単価も11%上昇している。

 底堅い決算ではあるが、市場の反応は鈍い。今回も2021年度のガイダンスを示さなかったことがネガティブな雰囲気をもたらしている模様。同社は個人消費がどのように変化するかを予測することはできないと説明したうえで、2020年度後半の需要環境が続くと仮定すれば、売上高は横ばいから僅かなプラスとの見方を示した。

 米国では低金利のもとに住宅ブームが訪れているが、同社の慎重な見方に失望感も出ている模様。

(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:24.5%(予想:19.1%)
  米国:25%(予想:20.5%)
・1株利益(調整後):2.65ドル(予想:2.65ドル)
・売上高:322.6億ドル(予想:308.8億ドル)
・客単価:75.69ドル

(NY時間09:39)
ホーム・デポ 264.74(-11.12 -4.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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