アジア株 総じて下落、安値からは下げ幅縮小

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:02現在
香港ハンセン指数   29098.29(-138.50 -0.47%)
中国上海総合指数  3501.99(-1.51 -0.04%)
台湾加権指数     15855.23(-51.18 -0.32%)
韓国総合株価指数  3026.26(-17.23 -0.57%)
豪ASX200指数    6710.85(-49.87 -0.74%)
インドSENSEX30種  50241.42(-604.66 -1.19%)

 5日のアジア株は、総じて下落。米長期金利の上昇への警戒感や前日の米国株がハイテク株比率の高いナスダックを中心に大きく下げたことから、アジア株は売りが先行した。その後、米国株価指数先物が時間外取引で安値圏から下げ幅を大きく縮小して一時プラス圏に転じたことで、アジア株も下げ渋りを見せた。NYダウ先物は一時237ドル安まで下落していた。
   
 NY原油の大幅高を背景に各市場ともに石油やエネルギー関連株は上昇した。上海株は小幅続落。一時1.3%超の下げとなったが、その後は下げ幅を大きく削った。香港株も小幅続落。一時2.5%近い下げとなったが、売り一巡後は下げ渋りを見せた。   

 上海総合指数は小幅続落。酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が買われる一方で、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄、航空機部品メーカーの中国航発動力、化学品メーカーの万華化学集団、航空機メーカーの中航沈飛、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は続落。医薬品メーカーのCSL、補聴器メーカーのコクレア、資源・鉱山会社のBHPグループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、決済サービス会社のアフターペイが売られた。

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