反発、ドライブシーズンでの需要回復を期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=109.89(+2.85 +2.66%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.62~2.85ドル高。その他の限月は0.57~2.75ドル高。
 
 米国のガソリン小売価格が過去最高水準で推移していることで需要は低調だが、ドライブシーズンの本格化とともに消費が上向くと期待されている。今月30日のメモリアルデーはガソリン需要が上向く目処として認識されている。今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報ではガソリン消費がやや回復する兆候があった。

 時間外取引で7月限は堅調に推移した後に押し戻されるとマイナス圏に沈み、一時103.24ドルまで下落。ただ、通常取引開始後は買いが盛り返し、110.16ドルまで上げた。

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