小反落、120ドル前後の抵抗感強く高値から失速=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7 月限(WTI)(終値)
1バレル=118.50(-0.37 -0.31%)
 
 ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.37~0.17ドル安。その他の限月は0.52ドル安~0.03ドル高。
 
 サウジアラビアがアジアや欧州向けの公式販売価格(OSP)を引き上げたことや、協調減産の終了を8月に前倒しする石油輸出国機構(OPEC)プラスの実質的な増産幅が限定的であるとの見方から一時上伸したものの、高値から押し戻された。先月末から節目の120ドル前後の抵抗感が強く、今回も突破できなかった。

 時間外取引で7月限は120.99ドルまで上昇した後、じりじりと上げ幅を縮小。通常取引開始前にはマイナス転換し、通常取引前半には117.63ドルまで軟化。その後はプラス圏とマイナス圏を行き来しつつ、引けにかけては売りが優勢だった。


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