今週は日銀金融政策決定会合意外に、中国人民銀行(中央銀行)、トルコ中央銀行の政策金利発表があります。 日本同様に緩和姿勢を示している中国。政策金利の一つである最優遇貸出金利(ローンプライムレート:LPR)は、1年物3.65%、5年物4.3%共に現状維持が見込まれています。15日に発表された中期貸出制度(MLF)1年物金利も据え置かれており、波乱要素は少ないと見られます。8月に引き下げられたMLFとLPRは、その後据え置きが続いています。ただ、ゼロコロナ政策によるコロナ対策の緩和を進めている中国当局は、緩和姿勢を維持しており、来年はさらに下げてくる可能性があります。 こうした中国当局の緩和姿勢維持は、中国人民元相場だけでなく、対中輸出の大きい豪州、NZ、南アといった資源国通貨にも影響を与えますので、今後の中国の姿勢に要注意です。 8月の会合から前回11月の会合まで4会合連続で利下げを実施し、政策金利を14%から9%としたトルコ中央銀行は、前回の会合で緩和サイクルの停止を決定しています。そのため、今回は据え置きが見込まれています。10月分の消費者物価指数が24年ぶり高水準となる前年比+85.51%まで上昇したトルコですが、5日に発表された11月分は+84.39%とわずかながら鈍化しています。経済成長の鈍化とベース効果によって、12月分からはインフレ率が低下するとの期待もあり、いったんは据え置きが続くと期待されています。来年5月もしくは6月に行われる大統領選挙までは現状維持見込みとなりそうです。 MINKABU PRESS 山岡和雅
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
| 指数名 | 現在値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
| TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
| NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
| 米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
| WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
| NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
| グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
| 上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|