NY株式30日(NY時間11:57) ダウ平均 33000.59(-220.21 -0.67%) ナスダック 10393.50(-84.59 -0.83%) CME日経平均先物 25840(大証終比:-240 -0.93%) 年内最終売買日のNY株式市場でダウ平均は反落。 前日は下げを一服させ買い戻しが強まっていたが、一時的な買戻しに過ぎなかったようだ。来年への警戒感が本日も広がっており、IT・ハイテク株中心に売りが強まっている。 来年の相場展望が出揃っているが、上半期はさらに下値を試し、下半期に反転との予想が多いようだ。インフレはピークアウトの期待が出ているものの、依然として労働市場がひっ迫しており、FRBのタカ派姿勢はしばらく続くと見ているようだ。その間に米経済はリセッション(景気後退)に入ると見られているが、景気後退に入ったとしてもマイルドとの見方も多い。 FRBのタカ派姿勢が次第に労働市場に効き始め、失業率上昇や賃金の伸び鈍化も予想される中、裁量消費関連の銘柄は影響が大きいと見られている。また、FRBの利上げ打ち止めは有望視されているものの、利下げまでは期待薄の状況。米国債利回りも高止まりが予想され、IT・ハイテク株などの成長株は魅力低下から軟調な展開が警戒されているようだ。 ただ、年末に出る来年の相場展望は当たらないことが多いという経験則も頭の片隅に置いておきたい。もちろん、想定以上に悪化するケースもある。 アップル<AAPL> 128.96(-0.66 -0.51%) マイクロソフト<MSFT> 238.84(-2.17 -0.90%) アマゾン<AMZN> 83.03(-1.16 -1.37%) アルファベットC<GOOG> 87.82(-1.13 -1.27%) テスラ<TSLA> 121.75(-0.07 -0.06%) メタ・プラットフォームズ<META> 118.72(-1.54 -1.28%) AMD<AMD> 64.11(-0.72 -1.10%) エヌビディア<NVDA> 144.55(-1.48 -1.01%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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