日本時間22時半に発表になった12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)は22.3万人増と予想(20万人増)を上回ったほか、失業率も3.5%まで低下し、過去最低水準での推移が続いている。 FRBが懸念しているタイトな米労働市場を示唆し、タカ派姿勢を正当化する内容ではあるが、市場は逆の反応を示している。同時に発表になった平均時給が前年比4.6%と予想を下回る伸びとなったことが安心感につながっている模様。 市場は今年から来年にかけてインフレは鈍化して行き、FRBの利上げサイクルも年前半には終了するとみている。FRBは否定しているが、場合によっては年内の利下げ期待も出ている状況。それを占う上で賃金の動向が最大の鍵となっており、その意味では本日の平均時給の伸び鈍化は幾分安心感をもたらしたようだ。 非農業部門雇用者数(NFP)(12月)22:30 結果 22.3万人 予想 20.1万人 前回 25.6万人(26.3万人から修正) 失業率 結果 3.5% 予想 3.7% 前回 3.6%(3.7%から修正) 平均時給 結果 0.3% 予想 0.5% 前回 0.4%(0.6%から修正)(前月比) 結果 4.6% 予想 4.9% 前回 4.8%(5.1%から修正)(前年比) 民間部門雇用者数 結果 22.0万人 予想 18.3万人 前回 20.2万人(22.1万人から修正) 製造業雇用者数 結果 0.8万人 予想 0.8万人 前回 0.8万人(1.4万人から修正) 週平均労働時間 結果 34.3 予想 34.4 前回 34.4 労働参加率 結果 62.3% 予想 62.2% 前回 62.1% MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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