【これからの見通し】揺れ動くドル相場、先週末の米雇用統計で一気にドル安に傾く 先週末の米雇用統計では雇用者数が予想以上に増加、失業率も過去最低水準となった。しかし、市場はドル売りの反応を強めた。週平均時給の伸びが予想以上に鈍化したことが背景だった。市場では2月米FOMCでの25bp利上げ観測が再び高まっている。 年明けは比較的強い米経済統計が続いたことで、センチメントがドル高に傾いていたが、米雇用統計で一気に振り出しに戻された感がある。次の決定打となりそうなのが今週12日発表の米消費者物価指数となる。 週明けは先週末のドル安を受けて、一段とドル売りが広がる展開で取引を開始している。ドル円は131円台へと軟化。ユーロドルは1.06台後半へ、ポンドドルは1.21台乗せへ、豪ドル/ドルは0.69台乗せへと高値を伸ばしている。ただ、足元では値動きは一服しており、先週の上下動のあとで海外勢も取引しにくい状況となりそうだ。 この後の海外市場では目立った米経済指標の発表は予定されていない。スイス失業率(12月)、ドイツ鉱工業生産指数(11月)、フランス貿易収支と経常収支(11月)、ユーロ圏失業率(11月)、カナダ住宅建設許可(11月)などが発表される予定。 発言イベント関連では、ピル英中銀チーフエコノミスト、ボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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