アジア株 上海株は変わらず、コロナ報復措置が景気回復期待に水を差す 日本人と韓国人へのビザ発給停止で旅行株が下落 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 21571.08(+239.62 +1.12%) 中国上海総合指数 3172.28(+2.79 +0.08%) 台湾加権指数 14747.50(-55.46 -0.37%) 韓国総合株価指数 2361.03(+9.72 +0.41%) 豪ASX200指数 7200.70(+69.70 +0.98%) インドSENSEX30種 60311.88(+196.40 +0.33%) アジア株は軒並み上昇、前日の米株高を好感した買いが続いている。また、中国の景気回復期待の買いも再開している。 中国当局がゼロコロナ撤廃に伴い様々な景気支援策を打ち出しており、中国経済は今年回復に向かうことが期待されている。 中国6つの都市は今年の成長率目標を少なくとも「5.5%」に設定し、中には「7.0%」にする都市もあると証券日報が報じている。上海当局は今年の成長率目標を「5.5%以上」に設定し、消費者物価指数を3%上昇させることを目標にすると市長が政府活動報告で明らかにした。 香港株は反発。序盤に約半年ぶり高値をつけたことから利益確定の売りも出ており上げ幅をやや縮小している。 上海株は前営業日比ほぼ変わらず。中国政府が水際対策強化に対する報復措置として、中国を訪れる日本人と韓国人に対して、ビザの発給を一時停止すると発表した。これを受け、観光や旅行、ホテル、航空などといった消費者サービス関連が総じて下落している。ホテル経営の金陵飯店は4.7%安、旅行会社の西安曲江文化旅遊は2.0%安、西蔵旅遊は1.8%安。
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