続伸、世界的な景気悪化懸念の後退で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=77.41(+2.29 +3.05%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が2.29~2.31ドル高。その他の限月は0.34~2.30ドル高。

 景気悪化懸念がやや後退していることが相場を押し上げた。昨年から世界的な景気後退が警戒されてきたが、悪化は今のところ先行性のある企業景況感などが中心で、年明けは不安感が若干後退している。12日に発表される米消費者物価指数(CPI)がさらに鈍化すると想定されているなかで、米利上げペースの0.25%への鈍化が期待されていることも支援要因。

 時間外取引で2月限は74.31ドルまで軟化した後は買い戻しが優勢となり、プラス圏へ浮上した。通常取引開始に向けて堅調な推移が継続すると、77.84ドルまで上値を伸ばした。

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