反発、小幅な米利上げ期待や堅調な米需要が手がかり=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=78.87(+0.97 +1.25%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.97~0.99ドル高。その他の限月は0.86~1.12ドル高。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて、0.25%の小幅な利上げ期待が高まったことから、今年の米景気懸念がやや後退し相場を押し上げた。昨年10-12月期の米雇用コスト指数が前期比+1.0%まで鈍化し、インフレ圧力の緩和が示唆された。米エネルギー情報局(EIA)が発表した昨年11月の米石油需要が前月比で日量17万8000バレル増の同2059万3000バレルと堅調だったことも支援要因。

 時間外取引で3月限は76.55ドルまで下落したが、通常取引開始を控えて下げ幅を縮小。その後はプラス転換し、79.25ドルまで上げた。


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