【今週の注目材料】5月の追加利上げを押上げ?米国の景況感をチェック=米PMI

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【今週の注目材料】5月の追加利上げを押上げ?米国の景況感をチェック=米PMI

 21日にユーロ圏及び加盟主要国と米国などのPMIが発表されます。昨日のユーロ圏に続いて米国のPMIを見ていきましょう。

 米国の前回3月のPMIは製造業が49.2と50を下回ったものの、2月の47.3から改善しました。ユーロ圏同様にサプライチェーン問題改善を受けた原材料コスト低下による投入コスト指数の低下や、入庫遅延指数の低下(こちらも事実上の改善)の影響が見られ、50割れでも弱いという印象はあまりありませんでした。サービス業は52.6、全体を合わせたコンポジット(総合)指数は52.3と強めの結果となりました。製造業に比べて景気変化に敏感なサービス業の伸びは、需要拡大の動きを反映したものと好印象を与えました。

 今回の予想は製造業が49.2と前回と同水準。サービス業が51.5と小幅鈍化見込みです。ユーロ圏に比べるとサービス業の水準がやや弱いのが気にあるところ。米国の景況感は供給管理協会(ISM)によるPMIの3月分がかなり弱く出たこともあり、警戒感が見られます。3月に発生したSVBなど米複数地銀の破綻による影響なども気になるところで、予想を下回ってきた場合は、ドル売りとなる可能性があります。予想通りもしくは予想を超える改善を見せた場合は5月の米FOMCでの追加利上げ期待を押し上げる形でドル高となりそう。ドル円は中期的な目標である135円に向けた動きが期待されます。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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