配車サービスのウーバー・テクノロジーズ<UBER>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、EBITDAも予想を上回った。ブッキングについては予想を若干下回っている。貨物輸送量の減少が全体の予約数を引き下げた。 一方、第2四半期の見通しについては、予想を上回るブッキングを見込んでいるほか、EBITDAの見通しも予想を上回っている。経済の先行きが不透明で、物価が上昇しているにもかかわらず、消費者が乗り物や食品のテイクアウトに多くの支出を続けていることが示された。 コスロシャヒCEOは声明で「第1四半期に実施したパフォーマンス管理で人員数は前四半期比で小幅に減少した。今後4年間、人員数は横ばいから減少を考えている」とコメントした。 また、チャイCFOは、「第1四半期は記録的な収益性とフリー・キャッシュフロー(FCF)を達成し、第2四半期も収益性を拡大する体制が整った」と述べている。 (1-3月・第1四半期) ・1株損益:-0.08ドル(予想:+0.03ドル) ・売上高:88.2億ドル(予想:87.2億ドル) ・ブッキング:314.1億ドル(予想:315億ドル) モビリティ:149.8億ドル(予想:148.3億ドル) デリバリー:150.3億ドル(予想:149.6億ドル) 積載:14.0億ドル(予想:16.7億ドル) ・EBITDA(調整後):7.61億ドル(予想:6.79億ドル) ・月間プラットホーム・カスタマー:1.31億人(予想:1.32億人) (4-6月・第2四半期見通し) ・ブッキング:330~340億ドル(予想:330.7億ドル) ・EBITDA(調整後):8.0~8.5億ドル(予想:7.58億ドル) (NY時間09:44) ウーバー<UBER> 34.99(+2.25 +6.87%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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