【これからの見通し】米消費者物価指数に視線集まる、インフレ鈍化となるのか

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】米消費者物価指数に視線集まる、インフレ鈍化となるのか

 きょうは4月米消費者物価指数が発表される。米国のインフレ指標として速報性が高いことから市場の注目度が高いことで知られている。足元のマーケットでは米地銀破綻・身売り関連の話題が一段落、FRBの貸出態度の引き締まりについては過度の反応はみられていない。米政府債務上限問題が懸念材料も、市場には期限目前での解決期待が根強いようだ。

 そのなかで、米雇用統計が予想外に強い結果だったことで、早期利下げ開始観測が後ずれしている。現時点では、次回6月FOMCについて市場では金利据え置き観測が75%程度と大勢を占め、25%程度が追加利上げとなっている。7月については55%程度が据え置き、利下げは27%程度、追加利上げは15%強となっている。

 きょうの米消費者物価指数の市場予想は前年比+5.0%と前回と同水準、コア前年比が+5.5%と前回+5.6%からわずかの鈍化。また、注目したいのが前月比で、予想は+0.4%と前回の+0.1%から加速することが見込まれている。コア前月比は+0.3%と前回の+0.4%からわずかに鈍化する見込み。前月比がマイナスになってこないと月次インフレが鈍化するイメージがわかないがどうか。

 この後の海外市場で発表される経済指標は上記の米消費者物価指数のほかには、トルコ失業率(3月)、米MBA住宅ローン申請指数(04/29 - 05/05)、米月次財政収支(4月)、カナダ住宅建設許可(3月)など。

 発言イベント関連は、ミュラー・エストニア中銀総裁、センテノ・ポルトガル中銀総裁などが金融安定報告書をそれぞれ公表する。米10年債入札(350億ドル)が実施される。米主要企業決算発表は、ウォルトディズニー、ビヨンドミート、ウィンリゾーツなど。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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