ドル円は137円台を回復し、200日線を上回る動き=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場は前日のNY市場の流れを引き継いでドル買いが優勢となる中、ドル円は137円台を回復。本日の200日線が137.05円付近に来ており、その水準を上回る動きが見られている。下値ではロング勢の買いも活発に入っており上値追いを続けている。目先は5月2日の高値137.75円付近が意識される。

 直近発表になっている米経済指標が力強さを残す中、FRBの利上げ停止観測は温存されているものの、市場での期待が強い年内利下げ観測はやや後退している。今週伝わっているFOMC委員の発言も、利上げ停止については可能性に言及しているものの、年内利下げ期待までは大半が否定的。

 そのような中で改めてドルの見直し買いが出ているものと思われる。また、前日の指標を受けての中国経済への懸念もリスク回避のドル買いに繋がっている模様。

 ただ、市場の円高への期待も根強く、いずれ米経済が景気後退に陥るにつれてリスク回避の円高が強まるとの見方もあり、昨年のように再び150円を期待する向きはまだ少数派のようだ。

 また、米債務上限問題でにらみ合いが続けば、ドルの圧迫要因との指摘も出ているが、前日のバイデン大統領と議会指導部との会談を受けて市場は楽観視しているようだ。

USD/JPY 137.40 EUR/JPY 148.71
GBP/JPY 171.31 AUD/JPY 91.33

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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