【これからの見通し】主要経済指標の予定なく金融当局者などの発言報道に視線集まる 週明けは主要経済指標の発表予定に乏しい。ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)(5月)が予定されている程度だ。週初は米加経済統計発表が少ない傾向があるなかで、きょうはカナダがビクトリア・デーの祝日で休場となっている。NY市場後半にかけては薄商いとなることが想定される。 市場のセンチメントは米債務上限に関連した報道に振れやすくなっており、引き続き注意が必要。イエレン米財務長官は6月1日をXデーとして再三、注意を促している。民主党政権と共和党議会との政治的な駆け引きが続いており、楽観、悲観の両面の見方が飛び交っている。決定事項が発表されるまでは本来は動きにくい状況となっている。バイデン米大統領とマッカーシー下院議長、米債務上限問題で会談する予定。 また、きょうは米国や欧州の金融当局者発言の予定が相次ぐ。ECB関連では、ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、デギンドスECB副総裁、ホルツマン・オーストリア中銀総裁、レーンECBチーフエコノミスト、ビルロワドガロー仏中銀総裁、デコス・スペイン中銀総裁など。米FRB関連では、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、バーキン・リッチモンド連銀総裁など。 先週末にはパウエル議長やタカ派で知られるカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が6月FOMC会合で金利据え置きを支持する可能性を示している。現時点の短期金融市場では9割強が据え置きを織り込んでいる状況だ。一方で、ECB高官らからはインフレの粘着性、追加利上げの必要性が繰り返されている。しかし、ユーロドル相場は5月に入ってから下降トレンドを形成している。米金利観測が依然として流動的であるのに対して、ECBの追加利上げ観測は相当織り込み済みとなっているようだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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