アジア株 香港株は年初来安値つける 米債務上限問題難航に米引き締め長期化懸念 中国感染再拡大警戒も 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 18696.05(-419.88 -2.20%) 中国上海総合指数 3183.75(-21.01 -0.66%) 台湾加権指数 16280.98(+121.66 +0.75%) 韓国総合株価指数 2555.55(-11.90 -0.46%) 豪ASX200指数 7132.30(-81.50 -1.13%) インドSENSEX30種 61694.85(-78.93 -0.13%) アジア株は台湾を除いて下落、米債務上限問題を巡る協議が難航していることが引き続き懸念されている。格付け会社フィッチは米国を格下げする可能性があると警告した。FRB理事やFOMC議事録を受け米引き締め長期化も懸念されている。 香港株は大幅続落、年初来安値をつけている。ほぼ全銘柄が下落。不動産やハイテク、消費者サービス、銀行の下げが目立つ。中国コロナ感染再拡大懸念からギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も総じて下落している。一方、スマートフォン大手のシャオミは0.8%高。第1四半期決算で調整後純利益が前年同期比13.1%増の32億3000万元となったことが好感されている。 上海株0.66%安。金融緩和期待が後退しているほか、国内の感染拡大が警戒されている。専門家は6月末に1週間当たり6500万人が感染すると予想している。 中国の景気回復ペース鈍化を受け、鉄鉱石や銅価格が下落しており、豪州市場では素材関連が大幅安となっている。 一方、台湾株は逆行高、約1年ぶり高値をつけている。半導体を中心にハイテク関連が大幅高となっている。時間外でエヌビディアが一時30%近く急騰したことが材料視されているもよう。エヌビディアは予想を大きく上回る売上高見通しを発表した。
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