株価指数先物【昼のコメント】 底堅い値動きのなか、買い戻し優勢でボリンジャーバンドの+1σ水準を回復

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比130円高の3万980円(+0.42%)前後で推移。寄り付きは3万810円と、シカゴ日経平均先物(3万780円)にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万800円を安値に買い戻しが強まり、中盤にかけて一時3万1200円まで買われる場面も見られた。ただし、買い一巡後は戻り待ちの売りに押されて上げ幅を縮め、終盤にかけては3万1000円を挟んだ狭いレンジで推移している。

 日経225先物は寄り付きをほぼ安値に、買い戻しが優勢となった。売り先行で始まったアドバンテスト <6857> [東証P]が一時プラスに転じるなど、底堅いハイテク株の値動きが下支えている。また、前日は商いを伴った調整となったが、本日は底堅い値動きを見せており、リバランス一巡と受け止められて押し目狙いに向かわせているようだ。日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(3万900円)を上回ってきたことでセンチメントが改善。NT倍率は先物中心限月で14.48倍に低下したが、14.50倍を挟んだ高値圏での推移を継続している。

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