きょうのNY為替市場、序盤はドル売りが先行したものの、次第に買い戻しが優勢となり、ドル円は139円台後半に上昇している。カナダ中銀が予想外の利上げを実施したことで米国債利回りが上昇しており、ドルをサポートしている模様。 来週のFOMCは据え置きが予想されているものの、きょうのカナダ中銀の決定を受けて、FRBも予想外の利上げを実施してくるのではとの思惑も出ているようだ。短期金融市場では80%程度だった据え置きの確率が65%程度に低下している。 ただ、全体的には動意薄の展開で、来週のFOMCやECB、日銀といった重要イベントを控えてポジション調整が中心となっている。来週のFOMCについては、利上げ一時停止が予想されているものの、経済見通しやFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)は上方修正して来ると見られている。一方、ECBは0.25%ポイントの利上げが確実視され、7月ももう一段の追加利上げが織り込まれている。ただ、成長への懸念も高まりつつある中、9月以降は未知数といった状況。 日銀については据え置きが確実視されている。このところの好調な日本株を背景に、日銀が保有するETFの処分を巡って議論が出ており、植田総裁から何らかの言及があるかもしれない。しかし、金融政策の基調に変化を与えるものではなさそうだ。植田総裁はETF処分の議論はまだ時期尚早だと述べていた。 USD/JPY 139.84 EUR/JPY 149.71 GBP/JPY 174.24 AUD/JPY 93.27 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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