ECB理事会発表控えてユーロ高、ユーロ円が153円付近に上昇=ロンドン為替概況 

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ECB理事会発表控えてユーロ高、ユーロ円が153円付近に上昇=ロンドン為替概況 

 ロンドン市場は、ECB理事会発表を控えてユーロが堅調。ユーロドルは1.0804近辺を安値に1.0850付近へと反発。ユーロ円は円安圧力も加わり高値を153.11近辺に更新。対ポンドでもユーロが買われている。ECB理事会では25bp利上げが市場に織り込まれている。発表を控えて昨日の米FOMCの据え置きとの対比が意識された面も。今後についても市場はECBのさらに1回の追加利上げを織り込んでいる。ドル円は一時141.50近辺まで高値を伸ばした。あすの日銀金融政策決定会合での大規模緩和継続見通しを受けて、あと2回の利上げ見通しを示した米FOMCとの中期的なスタンスの差が円売り圧力となっている。ドル円はユーロドルの上昇を受けて一時140.85近辺まで反落も、再び141円台乗せと根強い円売り圧力が観察されている。株式市場は売りが優勢。北朝鮮から弾道ミサイルの可能性あるもの発射、オランダの欧州最大のガス田が年内に閉鎖との関係者情報などが報じられたが、いずれもに特段の反応はみられなかった。

 ドル円は141円台前半での取引。東京市場で140円付近から141円台乗せへと上伸した後、ロンドン序盤にも141.50近辺まで一段高となった。その後は、ユーロドルの反発とともにドル売り圧力がみられて一時140.85近辺まで反落。再び141円台回復と、根強い円安圧力がみられている。昨日の米FOMCと明日の日銀決定会合の狭間で日米金利差拡大観測が円売りをドライブしている。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。東京市場からの下に往って来いとなっている。1.0804から1.0849レベルでの振幅で、ロンドン時間には反発の動きとなっている。ユーロ円はドル円とともに買われており、ロンドン時間には153.11近辺まで高値を伸ばし、足元でも153円を挟む水準に高止まりしている。対ポンドでもユーロ買いが優勢。この後のECB理事会では25bp利上げが市場に織り込まれている。

 ポンドドルは1.26台後半での取引。ユーロドルとともに下に往って来い。1.2630から1.2674での振幅となっている。ポンド円はドル円とともに買われ、ロンドン時間には高値を179.05近辺まで伸ばした。その後はやや調整が入り、178円台後半で推移している。ユーロポンドは0.8540台に軟化したあと、0.8570近辺まで上昇も、その後は0.85台半ば付近に落ち着いた。ECB理事会の発表待ちとなっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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