きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となる中、ポンドドルは上値追いが加速し、1.2770ドル付近まで上げ幅を拡大している。昨年の4月以来の高値水準に上昇。きょうの上げで上へのレベルシフトの感も出ており、来週にかけて1.30ドルを試しに行くか注目される。 ポンドに関しては、重要イベントが来週に控えている。21日に英消費者物価指数(CPI)の発表、そして、翌22日に英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されている。今週はFOMC、ECB理事会の結果が発表され、予想以上にタカ派な雰囲気が広がっている。その中で英中銀もタカ派色が強い内容になると見られているようだ。 英CPIの数字次第のところもあるが、市場は今回を含めて年内あと5回のすべてのMPCで0.25%ポイントの利上げを見込んでいる。その期待を裏付ける内容となるか注目される。 ただ、英国債利回りの上昇は経済に引き締め効果をもたらし始めており、住宅ローン市場の苦境が最も直接的な例だが、最近の引き締め期待の復活を受けて、主要な金融機関が金利を引き上げ、一部は住宅ローンの募集を停止している。しかし市場からは、そのことや住宅市場への影響がポンドに反映されるのはまだ先との指摘も出ている状況。 GBP/USD 1.2769 GBP/JPY 179.19 EUR/GBP 0.8570 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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