19日のアジア株式市場は昨日大きく下げた香港ハンセン指数が続落。中国本土株(H株)指数の下げがより厳しく、中国売りの流れが強まっている。 東京時間11:21現在 香港ハンセン指数 18740.49(-275.23 -1.45%) 中国上海総合指数 3196.48(-1.34 -0.04%) 台湾加権指数 17312.61(+84.70 +0.49%) 韓国総合株価指数 2601.18(-6.44 -0.25%) 豪ASX200指数 7316.60(+32.83 +0.45%) 香港ハンセン指数は昨日の2%を超える下げに続いて大きく下げている。原油高もあってペトロチャイナ、シノペック、中国海洋石油などの石油関連株に買いが出ているほか、海上輸送のオリエントオーバーシーズ、金属採掘のズージン・マイニングなどが堅調も、インターネット検索のバイドゥ、電子商取引のJDドットコム、高級輸入車販売のチョンサングループ、太陽光発電の信義ソーラーなどが大幅安。 中国本土株はまちまち、上海総合は小幅プラス圏も、深セン総合はマイナス圏。上海総合はエネルギー、不動産などが堅調。ハンセン同様にペトロチャイナ、シノペックなどが強い。ソフトウェアの北京キングソフトオフィスも大幅高。時価総額が大きい貴州茅壷酒の下げがマイナスの寄与度トップ。電子機器受託生産の鴻海も軟調、インターネット広告の人民網が大幅安。 豪ASXは堅調。エネルギー、金融などの買いが支え。ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッド、コモンウェルス銀行、ANZグループ、ウェストパック銀行など主要商業銀行が軒並みしっかり。ウッドサイドエナジーなども堅調。素材関連は売りが入っており、金の採掘・生産のノーザンスターリソーシズが大幅安。フォーテスキューメタルズなども軟調。
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