動画配信の受信機器やプラットホームを手掛けるロク<ROKU>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想以下だったほか、売上高は予想を上回った。プラットホームが予想以上に好調だった。ガイダンスも公表し、第3四半期の売上高見通しは予想を上回った。 同社は声明で「個人消費は緩やかな伸びを示しているものの、マクロ環境へ懸念や不確実性は依然として残っている。生活必需品やヘルス&ウェルネスなど、特定の分野では広告の回復の兆しが見られるが、すでに全体が厳しい状況にあり、秋の発売スケジュールが限られていることから、第3四半期は第2四半期を下回る可能性が高い」と述べた。ただ、2024年通期でEBITDAの黒字達成という計画は引き続き堅持するとしている。 時間外で株価は8%の上昇。 (4-6月・第2四半期) ・1株損益:-0.76ドル(予想:-1.27ドル) ・売上高:8.47億ドル(予想:7.75億ドル) プラットホーム:7.44億ドル(予想:6.70億ドル) プレイヤー:1.03億ドル(予想:1.04億ドル) ・粗利益率(調整後):44.7%(予想:43.6%) ・EBITDA(調整後):-1780万ドル(予想:-7330万ドル) ・ユーザーアカウント:7350万人(予想:7220万人) ・ユーザー単価:40.67ドル(予想:40.92ドル) (7-9月・第3四半期見通し) ・売上高:約8.15億ドル(予想:8.05億ドル) ・EBITDA(調整後):-5000万ドル(予想:-5860万ドル) ロク<ROKU> 74.14(+5.95 +8.73%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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