きょうもドル円は買い優勢の展開となっており、142円台を回復。NY時間に入って一時142.70円付近まで上げ幅を伸ばしている。先週は日銀のイールドカーブコントロール(YCC)のサプライズ修正でドル円は一時138円台前半まで下落した。しかし、NY時間にかけて買い戻しが膨らみ、日銀の発表後の下げを完全に取り戻していた。 週明けになってドル円は更に上げ幅を広げる格好となっているが、日銀が金融緩和の方向に本格的に舵を切ったとしても、米欧との金利差は相当程度あり、資金調達通貨としての円の魅力は当面続くとの見方もあるようだ。 また、日銀がYCC修正に踏み切ったのは中途半端な試みで、非常に不可解な動きだったとの指摘も聞かれる。YCCの方針は維持され、目途としての上下0.5%は維持された。ただ、上限は最大1.0%まで動く目標になったという。 「彼らは多くの信用を無駄にしたと思う。金曜日のNY市場での円安は、市場が本当に日銀を信じていないことを物語っており、それは今後の円の重荷になるだけだ」とし、ドル円は145円まで上昇する可能性があるという。 USD/JPY 142.13 EUR/JPY 156.66 GBP/JPY 182.82 AUD/JPY 95.72 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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