AMD<AMD>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ガイダンスも公表し、第3四半期の売上高見通しは予想を下回っている。 ただ、株価は時間外で上昇。人工知能(AI)コンピューティングに進展が見られていると発表したことが好感されている模様。同社は、エヌビディア<NVDA>が独占するAIアクセラレータ分野の拡大を指摘。スーCEOは声明で「複数の顧客がインスティンクト・アクセラレータを将来的に大規模に展開するためのプログラムを開始または拡大したため、弊社のAI関連の契約は第2四半期に7倍以上に拡大した」と述べた。 同社はまた、顧客が新しいAI技術を優先させ、サーバーへの支出を控えるという懸念に対抗して、データセンター需要は下半期に改善すると予想している。 (4-6月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.58ドル(予想:0.57ドル) ・売上高:53.6億ドル(予想:53.2億ドル) データセンター:13.2億ドル(予想:14.0億ドル) ゲーミング:15.8億ドル(予想:16.2億ドル) クライアント:9.98億ドル(予想:8.41億ドル) エンベデッド:14.6億ドル(予想:14.6億ドル) ・粗利益率(調整後):50.0%(予想:50.0%) ・営業利益率(調整後):20.0%(予想:19.5%) ・FCF:2.54億ドル(予想:11.3億ドル) (7-9月・第3四半期見通し) ・売上高:54~60億ドル(予想:58.4億ドル) ・粗利益率(調整後):約51.0%(予想:51.2%) (NY時間16:50)時間外 AMD<AMD> 121.90(+4.30 +3.66%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。