フィッチ・レーティングスによる米国の格下げにもかかわらず、きょうの為替市場はドル買いが強まっており、ユーロドルは下値模索が続いている。一時1.0920ドル付近まで下げ幅を拡大し、100日線に接近した。 先週のECB理事会を経て市場は、9月の追加利上げ期待を後退させており、短期金融市場では30%程度の織り込みに低下している。ただ、9月の追加利上げの可能性を否定するのは時期尚早だとの見方も出ている。 前日発表の7月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値で、コアインフレは前年比5.5%に留まったが、これは前年のベース効果の影響で数字が歪んでいるため、むしろ、重要なのは前月比の変化だと指摘している。総合指数はかなり急速に低下したものの、依然としてECBの目標である2%を上回っており、コアインフレはサービスインフレによって高水準が維持されそうだとも言及。もし、ECBが前月比の数字の推移を重視するのであれば、利上げサイクルの延長を選択する可能性も有り得るという。 EUR/USD 1.0939 EUR/JPY 156.67 EUR/GBP 0.8606 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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