【これからの見通し】きょうは英中銀金融政策発表、25bp利上げ観測が有力 きょうは英金融政策委員会(MPC)が政策金利を発表する。市場の見方は利上げに傾いており、25bp利上げが有力。やや少数派として50bpが存在している。英国は米欧と比較して絶対的なインフレ水準が高い。直近の英消費者物価指数は前年比+7.9%とインフレ目標をはるかに上回っている。ただ、市場予想を下回ったことで50bp利上げと25bp利上げの勢力が逆転している。 今回の会合ではハト派と目される委員はディングラ氏のみとなる。据え置き票を投じ続けるのかどうかで市場に与える印象は変わりそうだ。票割れはこれまでよりも分裂する可能性もある。 きょうはスーパーサーズデー。経済見通しが公表される。前回5月はインフレ予測、成長予測をともに上方修正していた。直近の住宅価格の大幅低下などを受けて、今回はやや慎重な方向に調整されるのかどうかがポイント。 ベイリー英中銀総裁は根強いインフレ圧力を懸念しつつも、近い将来のインフレが急低下するとの従来からの主張を継続。やや定まらない印象だ。今回も詳しい説明が求められるところだ。 事前のマーケットではドル高の地合いとなっており、今回の英中銀の発表が予想外のタカ派度をみせなければ、ポンド売り反応が広がるとの見方がでてきており、反応に注目したい。 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ消費者物価指数(7月)、ユーロ圏生産者物価指数(6月)、仏独ユーロ圏、英国、米国などの非製造業PMI確報値(7月)、英中銀政策金利、米チャレンジャー人員削減数(7月)、米非農業部門労働生産性指数(速報値)(2023年 第2四半期)、米新規失業保険申請件数(07/23 - 07/29)、米製造業新規受注(6月)、米耐久財受注(確報値)(6月)、米ISM非製造業景気指数(7月)など。ISM非製造業景気指数は53.0程度の予想と、前回の53.9から低下する見込みとなっている。 発言イベント関連では、英金融政策発表後のベイリー英中銀総裁会見が注目されるほか、声明とともに発表される経済見通しの内容も確認したいところだ。英DMP調査1年インフレ予想など英国関連のイベントが多い。パネッタECB理事、バーキン・リッチモンド連銀総裁などの講演も予定されている。米主要企業決算では、アップル、アマゾンドットコム、アムジェン、コインベースなどが注目される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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