【これからの見通し】ドル買いが一服して米雇用統計待ちに

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】ドル買いが一服して米雇用統計待ちに

 きょうは米国とカナダの雇用統計が発表される。注目度の高い米非農業部門雇用者数の増加は20万人程度と予想されており、前回の20.9万人増と大差ない見込みとなっている。ただ、雇用者数は予想が外れることが多く、結果をみるまでは予断を許さない。失業率は3.6%と前回並み水準の予想となっている。賃金については、平均時給の伸びが前月比+0.3%、前年比+4.2%と前回からやや伸びが鈍化する予想。

 今週はドル高圧力が優勢だったが、米雇用統計発表や週末を控えて足元ではドル買いが一服している。来週10日には7月米消費者物価指数が発表される。インフレ鈍化が想定されるなかで、米雇用統計後はドル高調整が続く可能性もありそうだ。

 フィッチの米格下げをきっかけに株式市場には逆風が吹いており、上げ潮に乗っていた各国株式市場には利益確定売りが入っている。8月は調整が多いとのイメージもある。アマゾン決算が良好だったことが市場のムードには明るい材料だが、週末に向けた調整圧力を払しょくできるかどうか。調整ムードが続くようだと、ドル円の上値を重くしそうだ。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、ユーロ圏小売売上高(6月)、米雇用統計(7月)、カナダ雇用統計(7月)、カナダIvey購買担当者景況感指数(7月)など。カナダ雇用統計について、失業率は5.5%と前回の5.4%から小幅上昇する予想。雇用者数は2.5万人増と前回の5.99万人増ほどではないが、増加が継続する見込み。

 発言イベント関連では、ピル英中銀チーフエコノミストが改めて金融政策について説明を行う予定。岸田首相会見は主にマイナンバーカード・健康保険証に関する内容に。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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