アジア株 上海株は景気支援策の買い一巡、物価統計を前に調整売り 中国CPIは2年半ぶりにマイナスに転落か 東京時間14:03現在 香港ハンセン指数 19509.00(-30.46 -0.12%) 中国上海総合指数 3269.66(-18.43 -0.56%) 台湾加権指数 17019.10(+175.42 +1.04%) 韓国総合株価指数 2584.69(-18.11 -0.70%) 豪ASX200指数 7303.80(-21.54 -0.29%) インドSENSEX30種 65899.06(+177.81 +0.27%) アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。 香港株は前営業日終値を挟んで推移。中国海洋石油や中国石油天然気などエネルギー関連が上昇している一方、碧桂園控股や龍湖集団など不動産株は下落している。 上海株は0.56%安。中国政府による景気支援策を好感した買いは一巡、中国物価統計の発表を前に調整売りに押されている。 9日に中国7月の消費者物価指数と生産者物価指数が発表される。PPIは前回から低下幅が縮小することが予想されるものの、10カ月連続で減少する見込み。CPIは2021年2月以来、およそ2年半ぶりにマイナスに転落することが予想されており、中国のデフレが懸念される。中国ではゼロコロナ撤廃後も消費者心理は改善しておらず、人々は消費よりも貯蓄を増やしている。 中国当局が医療業界の汚職を「一切容認しない」と発表したことを受け、健康元薬業集団や天士力製薬集団、北京天壇生物製品、通策医療など医療品関連が急落している。 台湾市場では台光電子材料や広達電脳、世芯電子などハイテク関連が軒並み上昇している。
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